2014年4月2日水曜日

自作ロケットストーブ

この冬に活躍してくれた自作のロケットストーブです



店内で使うための小型ストーブで

海苔の缶の再利用です
海苔の缶の高さは27センチ

燃焼パイプの大きさは10センチ


ロケットストーブの原理は
燃焼で起きる強烈な上昇気流によって
燃焼口に大量の空気が流れ込み
燃焼口で薪を燃やします


上昇気流が起きる排気筒の部分は二重になっており
海苔の缶と二重パイプ部分には火山の砂が入ってます

上昇気流部分を外気と断熱することで
煙突の内部だけに熱がこもり
強烈な上昇気流になります

つまり
吸気口で自然の扇風機が動いていることになります



燃焼口の横には灰かき口を付けてます

燃焼がうまくいったときには煙は外部のほとんど出ません

薪だけを燃やすと
ほとんど完全燃焼に近い状態になり
灰は残りません

紙を燃やすと灰になって残ります

最初は山に薪拾いに行ってましたが
あまりにイノシシと出会って危険だったので
途中からはDIYショップで一番安い薪を買ってました

安い薪は8キロで300円

燃費としては5時間くらいチョロチョロと燃やして
一日当たり100円です


私の方式は
ロケットストーブそのものを熱くするのではなく

コーヒーの焙煎機のサイクロン(空気が回転してゴミが下に落ちる)につないで
サイクロンを暖める方式です

町中での使用ですので
火がついた灰が絶対に外に出ないようになってます


今年の反省点

壁に排気の穴がありますが
排気の穴の壁と吸気の穴の壁は同一であるべき!

たとえば
南の壁で排気して
北の壁から吸気してると
南風が吹いて壁に当たって壁にかかる気圧が高くなったときに

ストーブの逆流が起きます!

もうひとつ
街中での注意点

通りを大型のトラックが通過するとき
気圧が一旦低くなって
バスが行って通過してから気圧が戻るときがあります

電車のホームでよく起きることです

気圧が戻ってきた時にストーブの逆流が起きます


すべてのパーツの代金は4000円くらい

今年は節約したので
外部煙突を高くしてませんでしたので

次の冬は逆流をふせぐための煙突をなんとか改造したい^^

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